どうも音又です。
最近久しぶりにBMSをプレイしたり作ったりするようになりまして。
久々なもんですからいろいろ忘れてる事もあって、その一つが今回のテーマ『BGAの定義方法』です。
知ってる人からしたらそれがどうしたって話かもしれませんが僕はガッツリ躓いたので備忘録的な意味合いも込めて記事にしておこうと思います。
iBMSCの種類
最初に軽くiBMSCについて触れておきます。
ひとえにiBMSCといっても現在(22/02/21時点)はいくつかのバージョンが出回っています。
一つが大元、iBMSC(公式)です。
後述する修正版の元になる編集ツールになるのですが、最終更新日が割と古めになっているのと僕が最近起動して使おうとした際に動作が非常に重くなっており、高確率でクラッシュするという問題が発覚したので、できれば修正版を使ったほうが無難かと思います。
もう一つがuBMSCです。
これが先程話したiBMSCの修正版で、諸々の問題の解決や機能性がアップしています。
これからiBMSCを使うのであればこのバージョンを使うのが無難かと思います。使ってる人も多いですし。
最後にpBMSCです。
これはiBMSCの修正版であるuBMSCに更に修正が入ったものになります。普通に作る際には気にならないとは思いますがここで紹介した中では最終更新日が一番新しいのがこのバージョンです。
ちなみに僕はこれを使ってます。
僕が軽く調べた限りではこんなもんです。他にもちょいちょい派生がありそうですが今回は割愛。
これだけありますが基本的な機能はほぼ同じなので好きなものを選べば良いです。
iBMSCでBGA(ムービー)を定義する方法
では本題です。
BMSにキー音を定義する時はオーディオファイルをD&Dするだけで簡単に定義できますね。
しかしBGAになると話が別で、これを定義するには拡張命令を書く必要があります。
拡張命令を書く場所は画面右下の黄色い矢印をしてる部分です。
ここに対応した命令を記述しておくことでBMSをより細かく設定することができますが今回はとりあえずBGAの定義だけ記述してみます。
まず動画ファイル(ここではtest.mpgとします)をBMSファイルがある場所と同じところに置きます。
そして拡張命令の記述エリアに
#BMP01 test.mpg
と入力します。
後はBGAエリアにノーツを置くのと同じ要領で配置してあげれば完成です。
※ここで定義したBMP01の配置方法がわかりにくいかもしれませんが、今回の場合(01)ならwav定義リストで01番を選択した後にBGAエリアにノーツを置くとBMP01を配置したことになります。
配置後に再生ソフトでちゃんと再生されるか確認してみてください。
BMSプレーヤーで再生できる動画の形式はかなりシビアなので主流なLR2やbeatorajaで再生できる形式をしっかり調べて書き出すようにした方が良いです。
ちなみにbeatorajaは割と画質とか解像度の制約が少ないのでHDのmp4書き出しとかですっと再生してくれます。(ただし容量には気をつけてね)
対してLR2は動画のアスペクト比が1:1で解像度も512x512辺りと小さめ低画質なので、
どちらのプレーヤーでも安定して再生できるようにしたい場合にはbeatoraja用・LR2用と2つ準備するのが良いかと思います。
この場合にはBMSファイルにmpgの動画(test.mpg)を定義しておき、bmsファイルが入っているフォルダ内に「test.mpg」と「test.mp4」と名前だけ統一させた2種類の動画ファイルを一緒にいれておくとLR2では「test.mpg」が、高画質BGA&mp4に対応したbeatorajaでは「test.mp4」が再生されるようになります。
その機能を踏まえた上でmpgの方は低画質のアスペクト比1:1でmp4の方はHDの高画質でみたいな感じでしておくと双方のプレーヤーで相性のいい動画ファイルが再生されます。
おわり
以上です。なんか他にも書きたいことあった気もするけどとりあえずこんなもんにしときます。
BGA関連の仕様や、BGAの制作方法については他の方のブログや動画などでわかりやすいのがあると思うのでそのへんが気になる人はググってみてください。
では今回はこの辺で。さいなら
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