【オススメも紹介!】初心者がMIDIキーボードを選ぶ際に気をつけるポイント5つ!!【DTM】

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どうも音又です。

今回はMIDIキーボードを選ぶ際に気をつけたほうがいいポイントを、特に初心者の方々に向けて書いていくことにします。

 

かくいう僕もMIDIキーボードは今までにいくつか購入していますが、買ってから

「えっ、なんか微妙だなこれ…」

みたいになることが結構多かったので(っていうかそういうことばっかだった)

今からDTMを始めて、マイファーストキーボードを選ぼうとしているような人が同じような失敗をしてしまわない為の参考になればと思います。

 

 

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1.鍵盤のサイズ☆重要

まずこれ!

他の紹介系の記事でも意外とここに着目されてることは少ない気がします。

 

では実際にあるキーボードを例に挙げながら見ていきます。

フル鍵盤

 こちらはM-AudioのKeystation。よく紹介されていますね。

このキーボードはフル鍵盤と言われるタイプです。

一般的にピアノだとかシンセサイザーの多くに採用されているのがこのサイズの鍵盤だと思います。

スタンダードなサイズ感なので、ピアノやエレクトーンなどをやっている人などは違和感なく触ることが出来るかと思います(タッチ感などは置いといて)

 

 ミニ鍵盤

次にこちら、KORGのmicroKEYです。これもよく見ますね。

先ほどと違い、これは所謂『ミニ鍵盤』ってやつで普通のフルサイズの鍵盤よりも小さめのサイズになっています。

鍵盤数うんぬんとかじゃなくて、あくまで鍵盤一つ一つのサイズが小さくなっているという点に注意してください。

例えが悪いかもしれないですが質感はおもちゃのキーボードとかに近い感じです。

 

それ故にプレイやリアルタイム入力にはあまり向いてないように感じます。(もちろん出来ないことはないですが…)

用途的には音程や音色の確認用、モバイル環境用などに使うのがおすすめです。小さい分邪魔になりませんので。

 

~~~

フル鍵盤とミニ鍵盤、どちらにもメリット・デメリットがありますが、基本的に予算に余裕があるのならばフル鍵盤タイプをオススメします。

 

ただ、ミニ鍵盤タイプのMIDIキーボードは鍵盤の質感にそこまで注力されていない分価格も安くなるので、どうしても安くで始めたい初心者などにはおすすめですね。

 

2.鍵盤数☆重要

これも使っていく上で重視していきたいポイントですね。

今まで鍵盤楽器に触れたことがないのであれば最初はそんなに沢山なくてもいいような気はしますが、やはり後々物足りなくなってきます。

 

鍵盤数が少ないと、オクターブボタンで上下出来たとしてもなんとなく表現力が制限されてしまうような感じがあります。

鍵盤数が多ければ、コードボイシング(和音の音の並び)の表現の幅も広がりますし、

単純に鍵盤上でフレーズを作ってみようとした時に音の選択が広がるので、より自由なアイデア出しが出来るようになります。

 

オススメの鍵盤数は49鍵辺りです。

 

【M-Audio Keystation49】

先程も紹介しました。コスパの高いキーボードです。

 

 【Roland A-49】

質が高く、スマートなサイズ感で卓上にも置きやすいです。

 

【 Roland A-500PRO】

フェーダーやツマミ、パッドなどがついています。フィジカルコントローラーのような機能もほしい人におすすめです。サイズは奥行きが大きめ。

 

  【Native Instruments KOMPLETE KONTROL A49】

NIのKOMPLETEシリーズと連携させたりもできる優れもの。

鍵盤の質感も高くてオススメ。こちらもボタン・つまみのパネルがある分奥行きのサイズが大きめ。

 

 

 

スペースに余裕があれば61鍵盤もおすすめです。(49鍵盤でも十分スペースをとりますが…)

 

【M-Audio Keystation61】

上で紹介してるKeystation49の61鍵盤バージョン。

Keystationシリーズはモジュレーションホイールのタイプや鍵盤のタッチ(後述)にこだわりがないのであれば価格も安めなのでかなりオススメです。

 

3.本体そのもののサイズ(置けるスペース)☆重要

先程鍵盤数などの話をしましたが、これらも結局そのサイズのものを置けるスペースがないと物理的に厳しくなってくるのでここは結構重視したほうがいいかもしれませんね。

 

欲しいキーボードがあった場合は寸法なども見つつ、そのサイズのものを置けるスペースがあるか、

置く場所は卓上か、スタンドか。

などいろいろ考えた上で決めるのが良いかと思います。

買ってから「置く場所なかった…」なんてことにならないようにこの辺はしっかり見ておきましょう。

 

4.鍵盤のタッチ(重さ)☆やや重要

これは鍵盤楽器にあまり馴染みがない人だとよくわからないかもしれないですが、

キーボードはものによって鍵盤を押す時の重さやレスポンス(鍵盤が押されてから戻る感じ)がだいぶ違うので、そのへんも向き不向きが出てきます。

 

例えばグランドピアノなどであれば比較的鍵盤は重めでレスポンスもゆったりめなのでピアノやってたよ!なんて人はそれに準じたキーボードを選ぶのがシームレスで良いかもしれませんね。

エレクトーンや普通のシンセサイザーなんかであれば、基本的に押す力もそんなにいらずレスポンスも速いものが多いのでそういったキーボードを選ぶといいですね。

 

この辺は正直楽器屋に行って、実物を触るのが一番なのでそこまでこだわりたいぞ!って人は是非楽器屋で触ってみてください。

 

都内であれば新宿pepeの島村楽器なんかが鍵盤多めのイメージですね。
www.shimamura.co.jp

 

他だと秋葉原のソフマップ クリエイターズランドとかも新旧問わずいろんなキーボードを触ることが出来ると思います。

www.sofmap.com

 

楽器店に関してはこちらの記事でも紹介しています。

www.otomata01.com

 

もうすこし細かく調べてみたい人は「セミウェイト」「シンセ・アクション」「ピアノ・アクション(タッチ)」などで調べてみると情報が出てくるかと思います。

 

5.モジュレーションホイール、ピッチベンドのタイプ

これは実際にMIDIキーボードやシンセサイザーに触れてないとわからない部分だとは思いますがものによって使用感・操作感が全く違ってきます。

 

細かく分けると沢山あるのですが今回は大まかな例を紹介してみます。

【一般的に多いタイプ】

モジュレーションホイール、ピッチベンドが別々になっていて(大体横並びの配置)、それぞれを上下させて操作するタイプのやつですね。

おそらく一番目にするタイプだと思います。

基本的にモジュレーションが完全手動で上下できるようになっていて、ピッチベンドは上下させても内部のバネなどで真ん中の位置に勝手に戻るような感じのが多いです。 

 

【Rolandなどに多いタイプ】

上記のやつとは違い、モジュレーションホイールとピッチベンドが一つにまとまっている感じです。

モジュレーションが上下軸、ピッチベンドが左右軸です。

ピッチベンドは右に倒すとピッチが上がり、左に倒すと下がる感じで、鍵盤の音程軸と同じなのでこれはこれでわかりやすいです。

 

また、このタイプはピッチベンドに加えてモジュレーションもバネで元の位置に勝手に戻るようになっているので、モジュレーションがかかりっぱなしになってしまうというリスクを防ぐことができますね。

 

なによりのメリットはモジュレーションとピッチベンドが同時に一つのバーで扱うことができるので演奏の幅が広がる点でしょうか。

 

ちなみに僕もRolandシンセユーザーだったりするのでこちらのタイプのほうが馴染みがあります。

 

【XY・ジョイスティックタイプ】

 あんまりみないタイプですが、こういうのもあります。

操作感は少しRolandのやつに近くて、モジュレーションが上下(Y軸)、ピッチベンドが左右(X軸)です。(ものによって変則的なやつもあります。)

他のタイプとの違いとしてはモジュレーションが上方向だけでなく、下方向にも上げられる点でしょうか。

 

最近そうでもなかったりしますが、個人的にはKORGのシンセとかのイメージがありますね。

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わかりにくいですが、左端の方でおっ立ってる白い棒がそれです。

 

 

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モジュレーション・ピッチベンドは他にもタッチパッドタイプになってたりするやつとかいろいろありますが基本的なのはこんな感じです。

 

これも楽器屋とかでいろいろ触ってみて、自分に合うやつを見つけるのが良いかと思います!

 

 

おわり

ということで今回はMIDIキーボードを選ぶ際に気をつけたほうがいいポイントをいくつか挙げてみました。

こういう機材を買う時って結構ワクワクで勢いづいてることが多いので気をつけないと結構盛大にミスをしてしまうことがあります…

ワクワクの気持ちも凄く大事ですが、これから使っていくものだからこそ少し冷静になって、いろいろ調べてみて選ぶのがいいんじゃないかと思います!

 

では今回はこの辺で!さいなら

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