どうも音又です。
今回は音ゲーネタでいってみたいと思います。
突然ですけど、弐寺って難しいですよね。
個人的にも音ゲーの中じゃ難しい部類に入るんじゃないかなと思います。
僕もいろいろ音ゲーをやっていますが、弐寺は中級者レベルになるのでさえ一番時間がかかったんじゃないかなと思います。
そこからいろいろ試行錯誤しまして☆12とかやりたい曲が段々出来るようになっていきました。
そんな僕の実体験等も加えつつ今回は弐寺が上達しない際の理由と気をつけてみると良いポイントを書いてみたいと思います。
初心者がすぐに上達できるゲームではない
初っ端から現実を突きつけてしまうようでアレなんですけどこれは別に
「お前らみたいなビギナーがすぐ上手くれると思ってんじゃねーよ!」
と言いたいわけじゃなくて、
むしろ
「そんなにすぐに上達できるゲームじゃないからそんなに自分を悲観しないでいいんだぜ?(イケボ)」
って感じです。
本当にちょっとづつの積み重ねで上手くなっていくイメージです。
すぐ上手くなる人もいる?
ただこんなことを聞くと
「嘘つけ!ネットとかで一ヶ月で十段になったみたいな人もいるぞ!」
「友達は同じ時期に始めたのに俺の数倍上手くなってるぞ!!」
って言いたくなる人もいるかと思います。
これに関しても実はしっかりした理由があります。
弐寺に限らず音ゲーがすぐ上手くなる人に関しては大体の場合
- 過去に他の音ゲーでそれなりに上手くなった経験がある
- 楽器(特に鍵盤系)をやっているorやっていた
これらの内どちらかに当てはまる人が多いです。
『過去に他の音ゲーでそれなりに上手くなった経験がある』に関してはわかり易い例じゃないかなと思います。
過去に他の音ゲーを上達するための壁を乗り越えた経験があるということは、例え機種間の違いがあったとしても、
それなりに“効率の良い練習方法”や“自分への課題の与え方”を覚えている場合が多いです。
なので今弐寺をしていてメキメキと力をつけているならば、例え無意識だったとしてもそういった効率の良い練習方法や課題を考えつつやっているんです。
次に『楽器(特に鍵盤系)をやっているorやっていた』に関してです。
正直、楽器経験者であることのアドバンテージはかなりでかいです。しかもそれも基礎が出来ていれば出来ているほど大きくなります。
よく『ギタドラをやっていてもギターやドラムはできない』なんて言われてるように、音ゲースキルから楽器が出来るようになるというのはあまり現実的ではありません。
ただし逆は十分あります。
楽器をやることで少なからず
『リズム感』『指・体の独立性』『筋力』『リズムに合わせて体を動かすことに対する慣れ』
が身につきます。
これは鍵盤楽器などをやっているならばかなり顕著に影響がでます。
さらに楽器も音ゲーに負けず劣らずか、それ以上に上達するのは容易ではありません。
なのでずっとやっているならば『過去に他の音ゲーでそれなりに上手くなった経験がある』場合と同様、練習方法や課題の決め方もある程度身につけていることが多いです。
このように過去に何かしら前もってスキルを体得している場合、
音ゲー初心者+楽器経験なしの人ならイチから(しかもほぼ独学で)身につけていかなきゃいけないスキルを既に持ち合わせているため飛び級のような形で上達もしやすくなります。
ないものを考えたって仕方ない
ただだからといってないものねだりをしていても仕方がないので、この辺はきっぱり諦めをつけて、「いいもんね!俺なんかゼロからやって上手くなってやるし!」くらいの意気込みでやりましょう。
前述した経験者達が身につけているスキルはもちろん今からでも充分身につけられるものなので。
ちなみに僕も弐寺を始めた当初は他の音ゲーはてんでダメで、楽器も全くの未経験で小学校の鍵盤ハーモニカすら毛嫌いしていたやつでしたが、
それでもばっちり上達出来ました。やれば伸びます。
簡単な曲からコツコツやる
さて、ここからは上達したい人が気をつけておきたいポイントをいくつか挙げていきたいと思います。
簡単な曲・自分の出来る曲からコツコツやっていく。単純なようで重要です。
そもそも「全然上手くならねー」って思うタイミングってある曲が出来ない時だと思うんですよね。
ならばいっそのこと出来ない曲をやるのはやめてしまいましょう。
そこで無理して出来ない曲を出来ないままでやっていても正直効率が悪いですし、ACならそれで1、2曲目落ちしていては金銭面でも勿体ないですよね。
あと簡単な曲・自分がある程度出来ると思っている曲って実はまだ出来てないポイントが多いです。
例えば『クリア出来るけどこの部分で毎回ミスってる』とか『実は結構ギリギリでクリアしている』とか。
なのでまずは自分の出来る範囲からしっかり詰めて行きましょう。
やり方はいろいろありますがあんま考えずにやりたいのならばとりあえずレベル別のランプ埋めとかをしていくと良いんじゃないかなと思います。
ただ曲数があるので、ACなどでやる場合はとりあえず知っている曲だけとか、知っているアーティストの曲だけとかでもいいかと思います。
ある程度やったら一つ上のレベルに挑戦してみて、行けそうならそのままそのレベルのランプ埋めに移行って感じですね。
(例:レベル4フォルダがある程度埋まってきた→レベル5の曲に挑戦→結構出来るようになっていた→次からレベル5フォルダのランプ埋めに移行)
難しい・出来ない曲にチャレンジするタイミングは?
では簡単な曲を普段の練習でやるならば、難しい曲・出来ない曲はいつやるのか。についても書いてみます。
オススメはACであればスタンダードで3曲出来る場合なら最後の3曲目のタイミングです。要は1プレイ内の最後の一曲でやる感じです。
こうすれば途中で落ちるというケースをできるだけ回避出来ますし、かつ難しめの曲に定期的に触れておくことが出来ます。
実は簡単な曲をやるのを推奨しましたが、それだけを永遠とやっていても上達しません。難しいですよね。
なので前述したランプ埋めの練習法でもある程度のタイミングで次のレベルフォルダに移行することを前提にしています。
では難しい・出来ない曲って何よってところですが、基本的に自分が普段ある程度余裕を持ってクリア出来る難易度の1つ上の曲などが良いかと思います。
(例:普段レベル5をやっているならレベル6をやってみる)
ただしこの考え方、1つ問題があるとすればレベルが上ってくると段々単純には判断出来なくなってくる点です。
どういうことかというと、例えばレベル5とか6くらいであればそこまで1つのレベル内での難易度差はそんなにありませんが、
レベルが10や11、12になってくると、その同じレベル内だけで別途難易度表が作られるほど、同じレベル内での難易度に差が出てきます。
これは正直そのレベルまで出来るようになってみないとわからないのですが、
申し訳程度に例えをあげるとするならばgigadelic(H)と卑弥呼(A)は同じレベル12の曲です。
しかし段位曲採用基準で見てみるとgigadelic(H)は八段の曲、卑弥呼(A)は皆伝の曲です。
同じレベル12といっても大きな差がありますよね。
この差はもうレベルが12段階から変更にならない限りは改善されないと思うので、曲のソート(並び)を『クリアレート』順にするなどして、対応してください。
同じ曲ばかりやらない
これもポイントです。粘着なんかもこれに入ります。
同じ曲ばかりやると、その曲は上手くなるかもしれませんが総合力でみるとそこまで力が着く練習方法とは言えません。
さらに最悪の場合変な癖がつく場合すらあります。なのであまりオススメしません。
ただ、どうしても同じ曲をやりたいのであればランダムなどをつけることである程度デメリットは軽減できます。
それでも譜面の流れとしては変わらないので限度はありますが。
また、できるだけいろんな曲をやっていくことで知らないパターンの譜面や自分の苦手も見えやすくなるので、得られるものや身に付けられるスキルの幅も広がります。
知っている曲を増やす
ここまでなんとなく難易度や曲の選び方について書いてきましたが、とはいえ出来れば自分の知っている曲、好きな曲をプレイしたいですよね。
なので弐寺のプレイ云々の前にまず知っている曲を増やすのも大切です。
曲を知る=曲の流れや雰囲気も覚えられるなので、
「知らない曲をやって思いの外BPMが速くて焦った」
「いきなりソフランが来てビックリした」
「曲が終わったかと思ったら最後にラス殺しがあった」
みたいなのにも対処しやすくなります。(とは言え実際の譜面を見てみるまでなんとも言えないのも事実ですが…)
知っている曲を増やす方法としては
- ひたすら未プレイの曲をやってみる
- 弐寺のサントラを聴いてみる
- オススメ曲を教えてもらう
などがあるかと思います。
『ひたすら未プレイの曲をやってみる』については練習の一環にもなるので良いですね。
ただしこの場合前述したように初見殺しのような要素に対応出来ない場合があるのでその点だけ注意が必要です。
『弐寺のサントラを聴いてみる』については聴くだけなので手間がかかりませんし、ゲーセンで聴くのとじゃ全く違った印象も得られたりして面白いです。
僕自身ACで聴いててあんまだったけどサントラで聴いて好きになったみたいな曲も結構あります。
『オススメ曲を教えてもらう』はできるだけ回り道せずに好きな曲を発見できるんじゃないかなと思います。
友達や知人で既に弐寺をやっている人がいるならその人に聞くのも良いですし、聞くのが面倒ならネットで探したりもできます。
権利的な部分はアレですけどYouTubeやニコ動にも沢山オススメ曲まとめみたいな動画が投稿されています。
家庭用環境を作る
初期費用こそかかるかと思いますが、トータルで見ればゲーセンに行くよりも圧倒的にコスパが良いと思います。
今はPS2のCSだけでなく、PC版のINFINITASなども登場しているので、以前よりは導入の敷居も低くなっているように思います。
家庭用であれば、1、2曲目落ちみたいな実力不足による事故なども気にしなくてよくなるので難しめの曲にもある程度気軽に挑戦できると思います。
また時間さえあればゲーセンに行かずとも遊べるのはやはり大きなメリットになりますね。
INFINITASや家庭用環境についてはこの辺でも話しているので参考にしてみてください。
とりあえず楽しむ
そして最後に一番これ。
正直なによりもこれが大事だと思います。
そもそもゲームなのに練習とかなんだとかって意識すること自体普通に考えれば超面倒なことだと思うのですが、弐寺や音ゲーが好きで楽しめているのならこの辺もワクワク面白いと感じながらこなしていけると思います。
上手くなればなるほど出来る曲も増えてきますし、プレイに余裕が出てこれば曲を聴いて楽しみながらやったりも出来るようになると思います。
というかこれが音ゲーの本来の目的ですよね。
僕も弐寺を始めた理由っていくつかありますがその中の1つが
Ryu☆の『Second Heaven』をクリア出来るようになりたい!でした。
最初のうちはもちろん壊滅的に出来なくてガン萎えするようなことも何度もありましたが、
ノーマル…ハイパー…とちょっとづつ出来るようになっていって最終的にアナザー譜面が出来るようになったときは泣くほど嬉しかったのを今でも覚えています。
これから弐寺をやろう!と思っている人には単純に上手くなるだけじゃなくてこういうった楽しみや体験も是非して欲しいです!
最高ですよ。
おわり
てなわけで弐寺の上達についていろいろ書いてきましたね。
結構長々と書いてしまったのでここまで律儀に読んでくださった人がいましたらありがとうございますって感じです笑
僕は音ゲーどころかゲーム自体かなり下手くそだったので音ゲーの上達まではなんども潰れましたし頭抱えて悩んだりもしてました。でも出来るようになると本当に楽しくて仕方ないくらいです。
この記事が同じような境遇のプレイヤーにとってすこしでも助けになればと思います。
では今回はこの辺で!さいなら
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