どうも音又です。
今回は
「勉強中に音楽を聴いてるけどこれっていいの?」
「音楽を聴きながら勉強したいけどいまいち集中できない…」
という人に向けて記事を書いていこうと思います。
勉強中やなにか作業をしている時に音楽を聴くって人は多いですよね。
僕も実際に勉強をしている時や、ブログを書いている時には音楽を聴きながらやっていることも多いです。
また、僕は結構暇なので音楽を聴く際にどういう聴き方をすると効率が上がるのかとかを自分自身でいろいろ試したりしています。
そういった実験というか実体験みたいなものも踏まえつつ注意点などを書いていきます。
音楽を聴きながら勉強をする際に気をつけるポイント
まず音楽を聴きながら勉強をすることに関してですが、
これはやり方さえちゃんとしていれば悪いことなんてなくて、むしろ集中しやすくなったりもするので、個人的にはかなりオススメしています。
ただこのちゃんとしたやり方っていうのが肝でして、ここが間違っていると逆に集中を阻害したり、勉強内容を効率よく吸収出来なかったりします。
なのでそのやり方と注意点について見ていきましょう。
まず具体的な注意点を挙げていくと
- 歌詞があるものは避ける
- 大音量で聴かない
- 定期的に音楽プレーヤー(スマホ)を弄らない
- イヤホンやヘッドホンを使う
- どうしても集中できないなら聴かない
こんな感じです。
歌詞があるものは避ける
ここを出来てない人って結構多いんですよね。
「作業用BGM!」とか言って好きなバンドとかグループの曲を垂れ流しみたいにしがちだと思うんですけど、ぶっちゃけあまりオススメしません。
人間って結構無意識でも言葉などの情報は聞いているんですよね。
『門前の小僧習わぬ経を読む』
っていうことわざを知っていますか?
寺の近くに住んでいる子どもは普段から僧のお経が聞こえたりするので、無意識のうちのそれを聞いて覚えちゃう
みたいな意味のことわざです。
例えば、
全然興味のない内容のテレビCMや動画広告も何度を聞き流していると、
なんか興味はないはずなのに、商品の説明とかCM内のセリフを覚えちゃう。
みたいなやつです。
心当たりある人も多いかと思います。
といった感じでこんなことわざがあるくらいなので無意識って結構影響があるんですよね。
もしも
「これは勉強に集中するために聴いてるだけだからボーカルの歌っている内容なんて気にしてない!」
と思っていても結構僕らの脳はそれを処理しちゃってます。
そうなると余計なことに脳を使っちゃってるのであんまりよくないですし、集中力も落ちてきてしまうんじゃないかと思います。
なので、勉強中に聴く音楽は出来れば歌詞のないインスト系の曲の方が良いですね。
クラシックやピアノソロ曲なんかは音楽的に気持ちの良いものも多いですし、集中も削がないのでオススメです。
また、英語などがそこまで気にならない・分からないというのならば洋楽もそこそこいいのかなっていう感じはします。
ただ、それでも歌詞が入ってきちゃうのでそれなりに気が散りやすくはなってしまいます。
大音量で聴かない
これも多分出来ている人は全然いないと思います。
でも意外とこれもめっちゃ重要なポイントなんですよね。
まず身体的な話をしておくと音楽を大音量で聴くのってストレス発散になるだとかいろいろメリットがあったりもしますが、
耳に負担をかけすぎると最終的に難聴とかになりかねないので、過度な音量で音楽を聴き続けるというのはあまりオススメしません。
次に大切な勉強中や作業中に関してですが、
少し小さめくらいの音量で聴いたほうが集中しやすいです。
これは僕の経験とかも含めて本当にそう感じています。
実際公共の図書館とかで、音楽が流れているところがあると思うんですけど、
ああいう場所ってそんなに大きめの音量で流していませんし、
それどころかもうほとんど鳴っているのな鳴ってないのかわからないレベルの音量のところもあります。
そんな感じで、自分で勉強する際にもすっごい微小な音量で音楽を流してやった方が集中しやすいんですよね。
結構効果があるので一度騙されたと思ってやってみてほしいですね。
下げる量についてですが、
「ええ!?こんなに下げるの?」くらいの音量まで下げちゃってもいいんじゃなかと思います。
あとこのやり方だと音量的に歌詞も聴き取りづらくなったりするので、意外と歌詞ありの曲とかでもBGMとして成立したりもします。
定期的に音楽プレーヤー(スマホ)を弄らない
これも集中を持続させたいなら気をつけておきたいポイントですね。
例えば、
「今日はこのアルバムを聴きながら勉強をするぞ!」
とかやっていたとして、勉強をしている途中でそのアルバムを聴き終わったとします。
そうなるとそのままループで同じアルバムを聴き続けるか、別のアルバムを選曲するかみたいなことになると思うんですよね。
この時にそのまま聴き続けるのならばいいんですけど、問題は別のアルバムを選曲するほうで、
これをやる場合って
一度勉強を中断
↓
音楽プレーヤー(スマホ)を弄る
↓
次聴くやつを探す
↓
目的の曲が見つかったらそれを選択する
↓
勉強再開
みたいな感じで一度勉強を中断させることになるじゃないですか。
これがあんまり良くないんですよね。
折角集中していたのに、そこでしばらく音楽プレーヤーを触ったことでまた集中力を上げて安定させるところからやり直さなきゃいけなくなっちゃうんですよね。
しかもこれが音楽プレーヤーならまだマシかもしれませんが、音楽を聴いているのがスマホだった場合どうでしょう。
スマホなんて集中阻害と誘惑の塊なので、音楽を選ぶつもりで触って
「ついでにメールも確認しとくか」「ちょっとだけゲーム触るか」
みたいなことになりかねません。
こうなると結局効率が下がってしまうので、
音楽を聴くのであれば、しばらくの間プレーヤーなどに触れなくても良いように1つのアルバムをループさせておくとか、
数時間垂れ流しできるプレイリストを予め作っておくのが良いでしょう。
またストリーミングサービスなどで例えばSpotifyとかなら、
既存でも公式が組んでくれた作業・勉強用のプレイリストみたいなものがあったりもするのでそういう既存のサービスを使うのも手ですね。
実際に僕も使っていますが、曲数も豊富ですし集中力アップを考えられたような選曲が多いので個人的にもオススメです。
イヤホンやヘッドホンを使う
これは言われずともやっている人が多かもしれませんね。
イヤホンやヘッドホンを使うと、周りの雑音などが遮断されて、余計な要素を削ることで勉強に集中しやすくなるかと思います。
イヤホンやヘッドホンどちらでもよいとは思いますが、
ヘッドホンに関しては細かい話をすると密閉型と開放型という感じでタイプがあって、勉強などをする際に遮音性なども期待したいのであれば密閉型のタイプを選ぶことをオススメします。
カタログやネットの商品ページなどをみれば、密閉型か開放型などは表記されているんじゃないかと思いますので購入の際は参考にしてみてください。
どうしても集中できないなら聴かない
なんかもう元も子もないようなことを言いますがこれも大事です。
もちろん元から音楽を聴きながら勉強したり作業をするのが向かない人もいるでしょうし、
あと僕もそうなんですけど、日とかタイミングによっては
「音楽を聴くと逆に集中できねぇ!」みたいな時もあるので、
普段音楽を聴いて勉強などをしている人でも、日によって「なんか集中できないな」と思うのならば、一度聴くのをやめてみるっていうのも手かと思います。
おわり
勉強の集中力を高めるのに便利な音楽ですが、やり方によって良くも悪くもなるので
この記事を参考により良い音楽の使い方をしてもらえればなと思います。
では今回はこの辺で。さいなら。
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