どうも音又です。
今回は
「全く何もわからないけどなんとなくイラスト(絵)の練習始めてみたい」
「イラスト(絵)を描き始めてみたけど効率よく上手くなりたい」
みたいな人に向けて、イラストの描き方を学ぶ際に役立つ本などを紹介してみようと思います。
完全初心者がイラストの描き方を学ぶのに役立つ本+α
では早速紹介していきます。
もちろんここで紹介してるの全部使え!っていうわけではないので安心してくださいw
個人的に気になる・参考になると思ったものを使ってもらうのが一番だと思います。
また、どの本もだいたい試し読みみたいな部分があると思うのでこの記事だけでイメージが湧きにくかった場合はその辺りも見てみてみると内容のイメージがつかみやすいかと思います。
ヒロマサのお絵かき講座(シリーズ)
こちらはシリーズになっていて、
『顔の描き方編』『体の描き方編』『手の描き方編』みたいな感じでパーツ・部分ごとに別れています。
イラストの練習とか描き方みたいな本って結構堅苦しい内容のものも多かったりするのですが、こちらは読みやすいマンガ形式&ライトな文章で比較的スムーズにイラストを描く際の考え方や気をつけるポイントなどを学ぶことができるかと思います。
「いきなり難しめの講座本から入るのはキツイな…」って人の最初の一冊にオススメです。
マンガの基礎デッサン 女のコ キャラ編
こちらはタイトル通り女のコキャラ中心の解説になっていますが、アタリのとり方から各パーツ、スタイルの描き方やポイントが解説されていて
「難しい基礎はわからんけどとりあえず描き方を教えて!」みたいな人にオススメします。
サーッと読んで役立ちそうな部分だけ吸収するみたいな使い方もアリですし、よく分からない人はとりあえず部分部分で模写するだけでも身になると思います。
アニメーターが教えるキャラ描画の基本法則
基本的なポーズから多彩なアングル、ポーズを描く際に考えておきたいポイントみたいなのが一つ一つ解説されている本になります。
この著者の本はどれもオススメなのですが、その理由の1つとして
『動きのあるアングルやポーズが多い』という点です。
イラストを描き始めてすぐの頃だと『普通に正面から見た時』とか『座ってるだけ』とか単純なアングルやポーズばかり描きがちなんですけど、
この著者の本・イラスト解説は比較的『動き(躍動感)』のあるポーズが多いので、普段は想像し得ないようなアングルやポーズの描き方を覚える練習に良いです。
僕自身、個人的にそういった躍動感のあるキャラクターを描きたかったので模写とか見て参考にしたりしています。
この本の著者はpixivでもいくつかイラストの描き方や考え方について投稿しているのでそちらも要チェックです。
やさしい人物画
よくオススメされているのを見かけます。
この本自体はかなり古めなのですが、描き方や理屈、考え方っていうのは時代とか関係なく参考になる部分が多いので、ちょっと真面目に『人を描くということ』について学んでみたい人にオススメです。
正直文章を読んで理解するのは無理ゲーとまでは言いませんけど挫折しちゃうと思うので、パラパラ斜め読みしつつ、参考になりそうな部分があったら模写とかしつつそのエッセンスを体感的に吸収していけばいいんじゃないかと思います。
というかこの手の本は基本的に文章全部読まずにとりあえず描く!みたいな。そういう使い方だと思ってても良いかと思います。
文を読んでたってイラストは描けるようになりませんしねw
30秒ドローイング(サイト)
こちらは本じゃなくてこちらのサイト(http://www.posemaniacs.com/blog/)で公開されてる練習ツールみたいなやつなんですが個人的にかなりオススメなので特別にぶっこみました。
画面に表示されたモデルを30秒以内でひたすら描いていくって感じの流れになります。
初心者からしたら
「30秒!?いや無理無理!」
ってなるかもしれませんが、別に100%で描く必要はなくて、最初のうちは
「うん、まぁ見本と同じ感じに見えるよな…」
くらいでも構わないと思います。
この30秒ドローイングは30秒という短時間で無理矢理でも描こうとすることによって、
ついついやってしまう『考え込みながら描く』みたいな思考を完全排除して、とにかく右脳(特に絵などを描く際に使う部分)を刺激することで描く力を高めることが目的です。
この思考停止して描くということを続けてると、逆にじっくり考えて描こうとした時にペンの進み方が全然違ってくる(描きやすくなる)ので、1日10分とかでいいので毎日やるのをオススメします。
実際に僕自身この30秒ドローイングを始めてから模写や頭で考えたものを描く際のスピードが明らかに早くなりました。
もちろん個人差はあると思いますが、試して見る価値はかなりあると思います。
スカルプターのための美術解剖学
こちらはだいぶ内容難しめなのですが、人の体を解剖学的に覚えることでより『それっぽく(違和感なく)』描けるようになりたい人にオススメです。
全体のバランスや見え方、所謂ヒトのホンモノのバランスがわかるので、
これをそのまま活かしてリアル志向なイラストを描いたり、逆にデフォルメして描いたりする際にも活かせると思います。
ただ何度も言いますがかなり難易度高めの内容なので、これを最初の一冊にするのはあまりオススメしません。
個人的にはしばらくイラストを描き続けてそこで
「体のこの部分、こういうポーズになった時の見え方(描き方)がいまいちわからないな…」
みたいな感じで実際に疑問が出てきた頃合いでちょっとづつ読んでみると良いかと思います。
1から10まで読み切る必要はないので、必要な部分をその都度つまみ食いする感じだと負担も少なくて力もつきやすいです。
【おまけ】わからない部分はスルーしても良い
イラストの描き方を学ぶためにこういった本やサイトを利用することがあると思いますが、その際に読んでいてわからない部分があったら、
まずは実践したり調べたりして理解しようとすると思います。
ただたまに実践したり調べても、そう簡単に理解できない部分もあったりするので、そんな時は『とりあえず置いとく(スルーする)』でOKだと思います。
確かにわからない部分をそのままにするのはあまり良くはありませんが、だからといってそれを難しいのに無理やり頭に入れようとしても中々効率よく吸収出来ないので、
そんな時は現実逃避じゃないですけど、他の絵を描いたりしてある程度時間を置いてみてから再度目を通してみるって感じにすると良いかと思います。
初見は全く理解できなかった(描けなかった)表現もちょっと時間を置いてからみると意外と「なんだそんなことか」みたいになったりしますよ。
おわり
ということで、ザッと紹介してみました。
最初は本+ウェブサイト中心で紹介しようと思っていたのですが、
よく考えたら僕って基本勉強する時は本ばっか使ってたので紹介できるサイトが30秒ドローイングくらいしかありませんでした…(バカ)
こんな記事(笑)ですが、「これからイラストを描いてみよう!」みたいな人に少しでも参考になれば嬉しいです。
では今回はこの辺で!さいなら。
コメント